JPYCからUSDTへのスワップ(Swap)を解説

JPYCからUSDTへスワップ(交換)するのに、海外取引所を用意する必要はありません。

海外の暗号資産(仮想通貨)取引所を作るのめんどうだなぁ~と思ってるあなた!

海外取引所を持っていなくても、買い方を知っていればUSDT(テザー)に交換することができます。

リップル(XRP)からUSDT(テザー)にスワップする方法はこちらで詳しく解説しています。

この記事を書いた人

<保有資格>

  • ファイナンシャルプランナー2級
  • 証券外務員1種
  • 日商簿記3級
  • 保育士

仮想通貨と株を積み立て投資しながら、DeFiやNFTについても発信しています。

積み立ては最強の安心材料

この記事ではJPYCをUSDT(テザー)に交換する方法を解説していきます。

目次

USDTとは?ステーブルコインってなに?

ステーブルコインUSDTの設計

USDTは殆どの海外取引所で使え、1USD=1USDTのように米ドルと連動を目指して設計されています。

ステーブルコインと呼ばれる物には4種類あります。

  • 無担保型
  • 法定通貨担保型
  • 仮想通貨担保型
  • コモディティ担保型

Tether社が発行しているUSDTは法定通貨担保型です。

この「法定通貨担保型」というのは、法定通貨を担保する事で同額のステーブルコインを発行するという種類になります。

担保されている法定通貨=発行しているステーブルコイン枚数

価格が法定通貨の米ドルと殆ど変わらず安定しているため、とても扱いやすい通貨となってます。

将来的な値上がりを期待する通貨ではなく、USDT→ビットコインのような取引が主になってきます。

手持ちのビットコインが下落するかもしれないと予想した場合、一旦USDTに交換して下落局面を乗り切るという使い方もありです。

ステーブルコインは色々と使い勝手がいいので、メタマスクからJPYC→USDTとスワップ(Swap)を覚えておきましょう。

まずはJPYCの購入をしましょう

メタマスク(MetaMask)にJPYCを準備

JPYCがメタマスクのPolygon(Matic)ネットワークに追加されている事を確認する。

Polygonの公式サイトへいき、左の「Polygon Wallet」をクリックしましょう。

Polygon公式サイト

Polygonの公式サイトとメタマスクの接続

初めてサイトへ接続する場合は署名の手順が必要となります。

「Login」の下にある「MetaMask」をクリックしてください。

メタマスク接続画面

署名の確認が出てくるので「署名」をクリック。

接続の署名

うまく接続が出来ない場合は、ブラウザのメタマスクをクリックして現在選択されているネットワークを確認してみましょう。

Polygon(Matic)ネットワークが選択されていなければPolygon(Matic)を選択し、再度Loginをしてください。

メタマスクのネットワーク確認

Polygon Walletでの操作

ログインが無事できたら、左にある「Token Swap」をクリックしてください。

PolygonWalletページ

JPYCからUSDTへスワップ

上段がスワップ元の通貨、下段がスワップしたい通貨となります。

今回はJPYCからUSDTに交換していきます。

上段JPYC
下段USDT

交換したい数量を入れるか、上段にある「MAX」をクリックすると選択している通貨の最大値が入力されます。

入力が終わったら「Approve(承認)」をクリックしてください。

Swap額入力

「Review Swap」が反転して押せる状態になったらクリックします。

クリックすると確認画面が出てきますので「Swap」をクリックしてください。

Swap確認画面

Swapをクリックするとメタマスクが立ち上がりガス代(fee)がそれくらいかかるかが表示されています。

今回は0.02135Maticなので日本円で約3.5円前後くらいのガス代がかかりました。

ガス代確認画面

確認をクリック後、「View on Polygonscan」のボタンが出てきます。

こちらをクリックしてスワップが正常に行われたのかが確認できます。

トランザクション送信

メタマスクを確認し、USDTが追加されていればスワップ完了です!

Polygon(Matic)のUSDTをBSC(バイナンススマートチェーン)に変更する

Polygon(Matic)ネットワーク上で使えるUSDTをBSC(バイナンススマートチェーン)で使えるUSDT変えたい!という事も出てきます。

通貨名は同じUSDT(テザー)でも、ブロックチェーンをまたいで使うことが出来ません。

ブリッジすることで希望のチェーンのUSDT(テザー)に切替えができます。

ANY SWAPは各チェーンで使える通貨に切り替える事ができます。

対応してる各チェーンは下記になります。

  • Ethereum Mainnet
  • BSC Mainnet
  • Fantom Mainnet
  • Polygon Mainnet
  • Avalanche Mainnet
  • Arbitrum Mainnet
  • Moonriver Mainnet

現在は7つのチェーンに対応しており、各チェーンの通貨に変更できます。

ANY SWAPのサイトへいきましょう。

左の「Swap」をクリックします。

ANYSWAPのTOP画面

ANY SWAPでスワップの最大値

供給量には最大値があり、Poolに提供されているUSDTの量が赤枠の部分です。

この数値以上はスワップできないので注意です。

と言っても、USDTはどのチェーンでも流動性が高くPoolへの供給量が多いので特に問題になる事はないと思います。

Swapの最大値

Polygon MainnetからBSC Mainnetへ

操作はいたってシンプルです。

上段にスワップしたい量を入力します。下段は自動で入るのでそのままでオッケーです。

「Swap」をクリックします。

スワップ量を入力

「Confirm」が出てくるのでクリック。

Confirm画面

メタマスクが立ち上がります。ガス代の確認が出てくるので問題なければ確認をクリック。

この時は0.003196Maticだったので日本円で約0.52円でした。

ガス代の確認

「Approve USDT」が表示されるのでクリックしてください。

Approve画面
トランザクションステータス

処理が完了するまで待ちましょう。

この時は約10分前後で終わりましたが、30分前後かかる事もあるようです。

直ぐに反映されないからといって、焦って色々触るよりとにかく30分くらい待ちましょう。

複雑に感じるのは最初だけ!

長い手順をお読み頂きありがとうございます!

聞き慣れない言葉も多かったと思います。

初めて使うときはとても情報量が多く感じますよね。

何度か同じ手順を踏んでみると、いつの間にかかんたんに感じるようになります。

スワップしたUSDT(テザー)はハードウェアウォレットで保管することも検討しましょう。

で仮想通貨を安全に保管しつつ、好きなときにスワップするのも1つの候補と覚えておきましょう。

メタマスクをBSC(バイナンススマートチェーン)へ切り替えて確認する

処理が完了したらBSC側に反映されているか確認をしてみましょう。

メタマスクをクリックし、ネットワークをPolygon(Matic)からBSC(バイナンススマートチェーン)へ切り替える。

USDTが反映されていれば全て完了です!

まとめ

Polygon(Matic)ネットワークのJPYCから、USDTへスワップの方法を解説しました。

JPYCをUSDT(テザー)へスワップ手順

  1. JPYCを購入する(Polygon)
  2. Polygon WalletでJPYCをUSDT(テザー)スワップ
  3. 必要に応じてANY SWAPでブリッジ

Polygon(Matic)ネットワークのUSDTをBSC(バイナンススマートチェーン)のUSDTへと切り替えました。

ANY SWAPの処理は少し時間がかかるという事を頭に入れておきましょう。

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