【危険】LUNA(ルナ)・USTが99%の暴落!仮想通貨は危険?

LUNA・UST暴落アイキャッチ
しゃもちゃん

仮想通貨のLUNAがほぼ無価値になってる?

釜飯

チャートを見ると、直近高値から「99%」の下落になっています。。

しゃもちゃん

こんなに下落すると他は大丈夫なのか不安になるね。

釜飯

ステーブルコインのUSTも同様の下落をしていますからね。

しゃもちゃん

UST?それも仮想通貨なの?

釜飯

USTも含め今回の騒動を解説していきますね

暗号資産(仮想通貨)投資を始めるにあたっての注意事項

  • 余剰資金で資産運用を始める
  • 投資資金を一括投資しない
  • 分散投資を検討してみる

2022年5月の仮想通貨全体のチャートは下落傾向にあります。

そんな中、UST・LUNAの価格崩壊によって仮想通貨全体は更なる下落が起きました!

チャートの下落を加速させたLUNA・UST騒動について見ていきましょう!

この記事でわかること
  1. LUNAはどんな仮想通貨?
  2. USTのステーブルコインはどんなコイン?
  3. LUNAとUSTの関係性
  4. レンディングプロトコル「Anchor」について

UST・LUNAは日本の取引所では購入出来ません。

STEP
国内取引所で仮想通貨を購入

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海外取引所でUST・LUNAを購入

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国内口座を用途別に使い分けるためこちらで解説しています。

目次

USTとLUNAの関係性

これはビットコインの2022年4月から5月中旬の日足チャートです。

2022年5月のLUNAのチャート
※LUNAの日足チャート

2022年5月9日はUST・LUNAの仕組みが崩れたことによって、仮想通貨全体が大きく暴落しました。

仮想通貨全体を先導するビットコイン(BTC)のチャートを見てみましょう。

5月のビットコイン(BTC)のチャート
※BTCの日足チャート

これはステーブルコインのUSTが1ドルを割ってしまったことをキッカケに始まりました。

5月9日はチャートでもわかるように、1ドルを少し下回るところから一気に下げています。

2022年5月のUSTの日足チャート
※USTの日足チャート

では何故ステーブルコインであるUSTが1ドルを割ってしまったのでしょうか。

ステーブルコインとは、法定通貨と同価値になるように作られた仮想通貨のこと

日本円のステーブルコインはある?

JPYCトップページ

日本円のステーブルコインも存在します。

JPYC株式会社が発行している、「JPYC」は日本円のステーブルコインになります。

クリックでJPYC公式サイトへ移動
https://jpyc.jp/

USTの他にどんなステーブルコインがある?

米ドル(法定通貨)に連動したステーブルコインは沢山あります。

その中でも有名でよく利用されているのは以下の3種類。

  • USDT
  • USDC
  • BUSD

ステーブルコインについてはコチラで詳しく解説しています。

それではなぜ法定通貨と連動するはずの「UST」のチャート崩壊が起きたのか。

チャートが大きく崩れた原因を解説するにはUSTとLUNAの関係性ついて説明します。

UST・LUNAの仕組みと運営会社

UST・LUNAの仕組みと運営会社
※出典:https://www.terra.money/

Terraform Labs(テラフォームラボ)の「Terra」というブロックチェーンで韓国に本社があります。

UST(TerraUSD)はステーブルコインのトークンです。

UST(TerraUSD)とLUNAはどちらも主にアジア圏でのEC(Eコマース:ネット上で買い物)に活用されることを目指したものです。

2019年4月にメインネットがローンチされ、Binance LabやOKEX・Huobiといった大手取引所や有名なファンドが多数投資しています。
※ローンチとは、プロジェクトが始動すること

UST(TerraUSD)はステーブルコインであり、米ドル(法定通貨)にペグされている(価格連動)通貨です。

ステーブルコインにはいくつか種類があります。

大きく担保型と無担保型に分かれており、UST(TerraUSD)は無担保型のアルゴリズムステーブルコインです。

担保型

担保型は発行していステーブルコインと同等の金や法定通貨を裏付けとし価格を維持している

無担保型

担保型とは違い、裏付けする資産がない・又は限定的なステーブルコイン。

価格の維持はアルゴリズムにより制御され、法定通貨の1ドルに価格を維持する仕組みが採用されている

他にもFRAXや過去にはBasisなどのプロジェクトがあります。

UST(TerraUSD)の基本的な論理として、「1UST」に対して「1ドル(法定通貨)」分のLUNAが交換できます

ここにアービドラージと言って、価格差が生まれたときにその差額分を利益にすることができます。

このアービドラージが起こることによって、USTの価格は維持されます。

UST(TerraUSD)の価格を安定させる仕組み

UST(TerraUSD)は米ドル(法定通貨)にペグしていると説明しました。

では無担保型でどうやって価格を1ドルに維持しているのか、その仕組みについて説明していきます。

例えば

1UST(TerraUSD)が1ドル(法定通貨)よりも下がっていたら、価格差が生まれていることになります。

USTが米ドル(法定通貨)より安い場合
  1. 米ドル(法定通貨)で安くなっているUST(TerraUSD)を購入
  2. 「Terra Station」と呼ばれるプラットフォームでUST(TerraUSD)とLUNAを交換
  3. Terra Stationの交換レートは「1USTは1ドル(法定通貨)分」として扱われる
  4. 米ドル(法定通貨)でLUNAを買うよりも多く手に入れることができる

逆に

1UST(TerraUSD)が1ドル(法定通貨)よりも0.1ドル上がっているとする。

USTが米ドルよりも高い場合
  • LUNAをTerra StationでUSTと交換する
  • 交換したUSTを売却すると0.1ドル分利益が出る
  • USTは価格が米ドルとペグされるまで売られ1ドルへと落ち着いていく

LUNAをUST(TerraUSD)に交換すると、交換したLUNAはシステムによってバーン(焼却)され無くなります。

バーン(焼却)されることによって、市場への供給量が減るためLUNAの価値が維持される仕組みです。

どちらも投資家の購買意欲やLUNAの価格維持・上昇がなければ成立しない仕組みでした。

UST(TerraUSD)は時価総額が大きくなっていたので安定していると思われていましたが、早い段階から一部の有識者からはリスクが高いという声もありました。

LUNAの役割とは?

LUNAの役割は2つあります。

  • USTの価格維持
  • Terraチェーンの検証作業


TerraはPoS形式(プルーフ・オブ・ステーク)のチェーンであり、ネイティブコイン(独自通貨)がLUNAです。

TerraのバリデータはLUNAを預けることでステーキングに参加できます。

ステーキング報酬は?

  1. ユーザーがUSTを使うときに発生する取引手数料
  2. USTの価格維持のためにLUNAが買われ、市場価格上昇するとキャピタルゲインが得られる
PoS(プルーフ・オブ・ステーク)とは?

ブロックチェーンは取引が正常に行われたのかを検証する必要があります。

その検証作業はトークンをより多くステーキングした人が行う方式のことをプルーフ・オブ・ステークと呼びます。

バリデータとは?

ブロックチェーン維持のため、取引データを記録する作業を行う人

キャピタルゲイン

保有している資産を値上がりした時に売ることで得られる売却益のこと

LUNAのステーキング報酬

LUNAには取引手数料をバリデータで山分けする仕組みがあります。

Terraの手数料リワードは約13%前後です。

リワード率=トランザクション総額✖️手数料率✖️自身のステーキング量/全体のステーキング量

ステーキング率は25%。

ステーキング率が少なければ少ないほど自分に入ってくるステーキング報酬は高くなります。

他のチェーンだとDASHで50%、ATOM(COSMOS)で約70%なので、25%は魅力的な数字といえます。

「Anchor」はTerraの人気レンディングプロトコル

「Anchor」はTerraの人気レンディングプロトコル

ここまで説明してきたTerraは、時価総額が1番大きい時で$18Bilion(180億ドル:2,333億円)と巨大でした。

仮想通貨の時価総額ランキング9位、ステーブルコインの中ではBUSDを抜いて3位になるほどの人気プロジェクト。

その立役者となっていたのが「Anchor」というレンディングプロトコルです。

レンディングプロトコルとは?

自分の保有する仮想通貨を貸出して、手数料や利息を受け取ったり、預けた通貨を担保に新たに仮想通貨を借りることができるプロジェクトのこと

日本国内でもレンディングサービスを開始しています。

レンディングを専門に行っている「ビットレンディング」。

URLクリックでビットレンディング公式サイトへ移動

メジャーなビットコインやステーブルコインを貸し出せ高い利回りが期待できます。

ビットレンディングについてコチラで詳しく解説しています。

Anchorは資金を預けているユーザーが安定的な金利を得られることを目指していました。

現在さまざまなレンディングプロトコルが運用されています。

その日の金利が20%だとしても、翌日には10%に変更されていたりと安定していないものがほとんどです。

Anchorは、もともと安定しているステーブルコインのUSTでさらに安定的に年利20%を出すということが他のプロジェクトにはない高い利回りでユーザーが急増しました。

DeFiについて

2021年はDeFiが過熱した年と言えます。

今後もたくさんのDeFiプロジェクトが様々なチェーンで予定されています。

仮想通貨を購入して眠らせておくだけではなく、DeFiを利用して高い利回り運用をする人が増えていますね。

DeFiについてはコチラで詳しく解説しています。

レンディングプロトコル「Anchor」の特徴

Anchorの特徴は3つあります。

  • 預金者の元本は保証される

    Anchorは借り手の担保を清算する清算プロトコルを実装しているため、預金者の元本を守ります。

  • 即時引き出し可能

    USTの預金は即時に引き出すことができます。ロックアップは必要ありません。
    ※ロックアップとは、一定の量を一定期間売り出さずに凍結すること

  • 安定金利

    金利を安定して運用します。Anchorでも金利の上下はありますが、他のレンディングプロトコルよりもボラティリティは低いです。
    ※ボラティリティとは、価格の上下する幅のこと

AnchorはUSTで安定的な金利を提供していましたが、実現するため利回りの原資はPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用している様々なブロックチェーンのステーキング報酬を利用するというものです。

PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用しているブロックチェーンのステーキング報酬の利率は、De-Fiのレンディングプラットフォームやファーミングによる金利ボラティリティに比べると安定的と言えます。

bAssets

bAssetsとは、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用しているLUNAやATOMなどのステーキングの証明となるトークンのことで、Terra上で作られます。

例えば

100LUNAをステーキングしているユーザーはその証明として100bLUNAを作れます。

bAssets保有者はステーキング報酬を受け取ることができます。

ユーザーの種類

Anchorユーザーは2つのパターンがあります。

  1. USTを預金するユーザー:安定的にAPY20%で金利を受け取るのが狙い
  2. bAssetsを預け入れてUSTを借りるユーザー

ATOMなどの資産を保有したまま資金を借りることができます。

なお借りる際には金利が発生します。

預け入れたbAssetsにもステーキング報酬が発生します。

LUNAやATOMの保有者は、そのステーキング報酬をもらいながらUSTを借りてさらにレバレッジポジションを築くことができるということです。

USTは何故1ドルを割ってしまったのか

USTは何故1ドルを割ってしまったのか

TerraとそのトークンUST・LUNAの理解が深まったところで、本題であるUSTがペグを外れてしまった理由について考察していきます。

チャート崩れ一連の流れ

その
仮想通貨市場全体の下落

まず2022年5月9日の夜に、仮想通貨市場全体の下落トレンドを受けてUSTのペグが1ドルを大きく下回る状況が始まりました。

その
売り圧

USTが1ドルより下回るとLUNAに交換して売却する動きが強まります。

180億ドル相当のUSTが一気にLUNAの売り圧力に変わりました。

その
LUNAの新規発行

LUNAも新規で12.5億枚ほどを発行しましたが、USTの下げは止まりません。

LUNAはなんと99.9%暴落し、USTも最大0.03ドルまで落ち込みました。

その
準備金の売却

運営側はリザーブしていたビットコイン取引所へ移動しました。

大半のビットコインは売却され、一部はマーケットメーカーに貸与されたとされています。

USTのドルペッグを維持する準備金のビットコインの売却量が多く、それが仮想通貨全体の下落に大きな影響を与えたと言われています。

USTが狙われた可能性

今回の一連の流れが、ある筋の攻撃によるものだという見解も広がっています。

USTはLUNAでドル(法定通貨)と価格が連動するようプログラムされたステーブルコインなので

意図的に受給のバランスを崩された可能性があります。

確定的な話ではないため、LUNA・USTの価格についての情報はしっかりと見極めが必要です。

この騒動に乗じてSCAM(スキャム・詐欺)も多発しているので充分に気をつけてください!

USTの問題は何だったのか

無担保型のアルゴリズムステーブルコインは、もともと人気(需要)に左右される面があります。

今回はその仕組み自体には触れずに、戦略やシナリオについて考察します。

釜飯

※釜飯の考察なので「こんな見解もあるのね」程度に読んで頂けると嬉しいです。

Anchorの戦略ミス

USTの運用先として真っ先に挙げられるのが「Anchor」です。

このAnchorに頼りすぎていた部分がありました。

第一は流動性

USTはイーサリアム(ETH)や他のステーブルコインとペアとしての流動性に使用されることがなかったことです。

つまり、流通量は多いが取引高が少なく、価格が崩れやすい構造があったと考えられます。

第二は高いAPY

ステーブルコインを預けるだけで20%と破格のAPYが逆に仇となりました。

USTを保有しているユーザーのほとんどがAnchorに預けて金利を得ようとしていたため、他のプロジェクトでの使い道がなくなってしまっていたのです。

以上の考察から

  • Anchor以外に利回りの高い使い道がない
  • 取引高が少ないが時価総額だけは大きなステーブルコイン

このような図式が出来上がってしまったのではないかと考えられます。

準備金が仮想通貨だった

USTは、暴落など何かあった時のためにビットコインなどの仮想通貨を準備金として用意していました。

相関している仮想通貨ではなく、他のアセット(ゴールドや法定通貨)で行った方が適切であったと考えます。

流動性プールを作るのが遅すぎた

Anchorの戦略ミスでも触れましたが、他のプロジェクトでの使い道がなく、ようやくCurveで4Poolを作成したのは2022年4月のことです。

他にもプールはありますが、そのプールに預けているのはUSTの発行体であり、一般的なユーザーはAnchorに預けて20%の金利を得られるので、他のプロジェクトに参加する動機がありません。

 LUNAに将来性はあるのか?

今回の大暴落を経て、5月15日現在LUNAは0.0003ドルで取引されています。

新たな資金調達

Terra(LUNA)の非営利組織である『Luna Foundation Guard(LFG)」が1300億円規模の資金調達を試みていることがわかっています。

内容としては、投資会社などからの新たな資金源によりUSTの米ドルへのペグ回復への足掛かりにすること。

投資家には2年間のロックアップを条件にLUNAを50%引きで販売予定です。

なおThe Blockのリサーチャーによれば

すでに900億円以上の調達が合意に達しているという内容がツイートされていました。

またTerra共同設立者であるDo Keon氏が新たな再生プランを提案しています。

準備金となるビットコインの行方含め不透明な部分が多いことや、LUNAが相当な希釈をされている状況を考えると再生は厳しいと言わざるを得ないというのが釜飯の見解です。

チャートが大きく崩れた2022年5月9日以降取引停止までの間、バイナンスやバイビットでは「LUNAパチンコ」「USTパチンコ」と呼ばれるような完全にギャンブルの売買が行われていたことも投資対象として今後の信頼性を欠く理由の1つです。

まとめ

UST(TerraUSD)・LUNAの大暴落について解説してきました。

  • UST(TerraUSD)・LUNAの仕組み
  • Terra Stationの交換レート
  • Anchorレンディングプロトコル

仮想通貨へ投資をしていると無意識に

「ステーブルコイン = 安心」

このような心理が働いてしまいます。

ですが、そのステーブルコインの価格は何で維持されているのかが重要になると再確認させられます。

時価総額TOP10に入るような仮想通貨でさえ、僅か2~3日で無価値と言える程に下落する現実は恐ろしいですね。

仮想通貨へ投資する際は、プロジェクトや仕組みを理解することが重要です。

「相対的に時価総額が大きい・みんなが買っている」

このような理由だけで投資をしないように気をつけましょう!

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