初心者でもわかる!仮想通貨イーサリアムをわかりやすく解説

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イーサリアム(ETH)とイーサリアムクラッシック(ETC)の違い
しゃもちゃん

仮想通貨は1つ1つに出来ることや方向性があるんだね

釜飯

仮想通貨と言っても、ゲームで使う仮想通貨や日常生活の決済で使われることを目指していたり様々ありますよ

しゃもちゃん

イーサリアム(ETH)はどんな事を実現しようとしてる仮想通貨なの?

釜飯

イーサリアム(ETH)はスマートコントラクトを実装したブロックチェーンです

しゃもちゃん

う~ん。。。難しい言葉が出てきたよ?

釜飯

しっかりと全体像がわかるように初めて聞くような単語も詳しく説明していきますね!

イーサリアム(ETH)が買えない取引所は殆どないので、イーサリアム(ETH)を買う予定の人はこの記事はおすすめです。

この記事でわかること
  • イーサリアム(ETH)ってどんな仮想通貨?
  • ビットコイン(BTC)との違いは?
  • 将来性はあるの?
  • イーサリアム(ETH)とイーサリアムクラシックの違いは?

イーサリアム(ETH)は多くの国内取引所で取扱があります。

ビットコインに次ぎメジャーな仮想通貨、2022/05時点で時価総額ランキング2位の通貨です。

イーサリアム(ETH)は分散型アプリケーションのプラットフォーム。

同じ仮想通貨というくくりではありますが、ビットコインとは全く違った特徴をもっています。

今回はそんなイーサリアムについてわかりやすく解説していきます!

目次

イーサリアム(ETH)とはどんな暗号資産?

イーサリアムについて

イーサリアム(ETH)とはスマートコントラクトの機能を持った、分散型アプリケーションのプラットフォームです。

スマートコントラクトとは?

あらかじめ設定されたルール(契約)に従って、自動的に実行されるプログラムです

スマートは「自動的な」

コントラクトは「契約」

2つの単語を繋げた言葉です。

自動販売機はお金を入れ、ボタンを押したらジュースが出ます

なぜ自動販売機はお金を入れ、ボタンを押すと中から商品が出てくるのか。

もちろん、自動販売機の中に人が入っているわけではなく、そのようにプログラムされているからです。

同じような仕組みをインターネット上で実現しているのがスマートコントラクトです

分散型とは特定の一つの組織が管理しているのではなく、イーサリアム(ETH)を保有しているユーザー全員が分散して管理している状態です。

イーサリアム(ETH)を噛み砕いていうと

自動的に実行されるプログラムを備えたアプリケーションプラットフォーム。

そのアプリケーションやプラットフォームはユーザー全員で管理されている

といった感じです

またイーサリアム(ETH)はプラットフォームそのものを意味しています。

イーサリアム(ETH)で使用される通貨は、ネット上などでは「イーサ」と呼ばれたりしています。

イーサ(ETH)はイーサリアム(ETH)プラットフォーム上での手数料Gas(ガス)として使われたりします。

現時点でビットコイン(BTC)に続いてとても人気のある仮想通貨です。

イーサリアム(ETH)の創設者、ヴィタリック・ブテリン

イーサリアム(ETH)の創設者、ヴィタリック・ブテリン

イーサリアム(ETH)の開発者は、ロシア系カナダ人のヴィタリック・ブテリン(Vitallik Butrin)です。

ヴィタリックは2011年にビットコイン(BTC)に出会い、分散型という思想につよい影響を受けました

その後、大学を中退し、世界中のビットコインに関するプロジェクトを見てまわる旅に出ます

ヴィタリックは旅のなかで、ブロックチェーンをビットコインのような通貨以外にも、アプリケーションプラットフォームとして活用できる(現在のイーサリアム)アイデアを見出します。

そして2013年に19歳という若さで、イーサリアムのプロジェクトをまとめたホワイトペーパーを発表しました。

現在はヴィタリックを中心としたイーサリアム財団がイーサリアムの開発を進めています。

イーサリアムとビットコインの違いとは?

イーサリアム(ETH)とビットコイン(BTC)の違い

仮想通貨はそれぞれ実現しようとしている事や、機能が違います。

仮想通貨へ投資をする際は、そのコインやトークンがどんな機能を持ち実現しようとしている・実現されているのかを知るとより投資判断がしっかりとできます。

イーサリアム(ETH)とビットコイン(BTC)の違いを見ていきましょう。

  1. 利用用途
  2. 開発者
  3. 送金スピード

1つずつ解説していきます。

利用用途の違い

まずはビットコイン(BTC)の利用用途を見ていきましょう。

ビットコイン(BTC)の主な利用用途は「決済通貨・価値の保存」

理由はビットコインの希少性とブランドから成り立っています。

ビットコイン(BTC)の希少性について

ビットコイン(BTC)は発行上限が2100万BTCと決まっています。

すべてのビットコイン(BTC)が発行されるのが2141年頃といわれています。

ビットコインはマイニング報酬が4年に1度半分になる「半減期」というものがあります。

マイニングって何をする人たち?

マイニングとは、ブロックチェーン上で行われた取引の承認を行います。

仮想通貨の送金や買い物は、待ち時間があります

この待ち時間は

「釜飯はしゃもちゃんに送金をしたよ!」

という情報がトランザクションに送られます。

トランザクションは未承認のため、相手にはまだ届いていません。
※トランザクションとは、送金の取引した記録したものです。

トランザクションはインターネットが繋がっている環境であれば誰でも見ることができます。

マイナーと呼ばれるマイニングに参加している人たちが、プログラムされたソフトを使い承認作業を一斉に行います。

承認作業はとても複雑な計算を行うため、より高速なパソコンのパワーが必要になります。

いち早く承認の計算が終わったマイナーがビットコイン(BTC)で報酬を受取ります。

承認の計算で負けてしまったマイナーは、この取引が正しいのかを検証する作業に回ります。

ブロックチェーンのブロックとは?

ビットコイン(BTC)のブロックチェーンでは10分に1つのブロック(6ブロック/1時間)として未承認の取引をまとめます。

未承認のブロックが承認されると、前のブロックの後ろに繋がります。

この繋がってる様子がチェーンに繋がっているような状態なので「ブロックチェーン」と呼ばれます。

ブロックが繋がる時は、前のブロックに使用された値を元に計算されます。

それにより、不正が出来ず、透明性の高い取引記録となります。

ビットコイン(BTC)の半減期が訪れる度にマイニング報酬が減らされてしまっては、誰も複雑な計算を行おうとしなくなります。

しかしビットコイン(BTC)のニーズが増すほど、ビットコインの希少性が高まる設計になっています。

マイナーたちがもらえる報酬が半分になったとしても、価格が4年前よりも上昇することで利益が得られるという仕組み。

ビットコイン(BTC)のブランド性について

ビットコインは「一番最初に登場した仮想通貨」というブランドがあります。

これは、他の仮想通貨がどんなに優秀でも変えられない事実です。

ブランドはみんなが認める共通認識となり、それが価値へとつながります。

ビットコインと同じような性能をもった仮想通貨、ビットコインよりもスペックの高い仮想通貨が数多くあるにもかかわらず、ビットコインを支持する人が断然多い理由はブランド・希少性にあります。

そして中央の管理者が存在せず、あらかじめ決められたルールによって稼働している点も大きなポイントです。

ビットコイン(BTC)は性質が金(ゴールド)と似ています。

デジタルゴールドとも呼ばれ資産として考える人が世界中で増えています。

イーサリアムはアプリをつくるプラットフォーム

イーサリアム(ETHはインターネット上のさまざまなインフラとして機能します。

スマートコントラクトを実装することで、プログラムだけで自動的にまわるDEX(スマートコントラクトを利用した取引所)、レンディングのようなサービス(いわゆるDeFi:イーサリアムのDeFiで解説)などが実現されています。

中央の管理者(従来の銀行)が不要で、買いたい人・売りたい人のようにユーザー同士で直接やりとりすることが可能になります。

イーサリアム(ETH)には今のところ発行上限がなく、今後も安定して供給されることが予想されます。

ビットコインが金(ゴールド)なら、イーサリアムはスマホのIOS(OS)。

2つの性質は全くと言っていいほど違いがあるため、全くの別物として考えてもいいでしょう。

イーサリアムネットワーク上で最大手と言われている「Uniswap(ユニスワップ)」があります。

Uniswap(ユニスワップ)はDEX(分散型取引所)と呼ばれるもので、仮想通貨をプールへ預けることで手数料がもらえます。

ユニスワップについてコチラで詳しく解説しています。

開発者の違い

ビットコイン(BTC)の開発者は「サトシ・ナカモト」です。

2008年、サトシ・ナカモトはあるメーリングリストにビットコインの論文を投稿しました。

しかし彼の正体は全くの不明です。

  • 日本人なのか
  • 何歳なのか
  • 本当に実在するのか

未だ明らかになっていません。

一方イーサリアム(ETH)は、前述のヴィタリック・ブテリンが開発者です。

ヴィタリックは顔もプロフィールも明らかになっています。

Twitterで公式アカウントがあり、様々な議論をすることもあります。

ブロック生成スピードの違い

ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)では、ブロックを生成するスピードも違います。

  • ビットコインは約10分
  • イーサリアムは約15秒

ブロック生成スピードは送金速度など、取引の処理速度にかかわってきます。

イーサリアムはビットコインの約40分の1の速さで取引を処理することができます。

イーサリアムとビットコインの投資メリット

イーサリアムとビットコインの投資メリット

仮想通貨へ投資しようと思ったけど、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)はどちらがおすすめなのか。

両者のメリットを把握し、判断材料を増やしていきましょう。

イーサリアムへ投資するメリット

イーサリアムへの投資メリットは3つ

  • スマートコントラクトのアプリケーションが使用できる
  • NFT取引の大部分はイーサリアム上でおこなわれている
  • 世界中の有名企業が注目している

一つずつ解説していきます!

スマートコントラクトのアプリケーションが使用できる

イーサリアム上のアプリケーション(例えばDeFi)を使用する際、ガス代(手数料)としてイーサリアム(ETH)が必要です。

DeFiについてはイーサリアムのDeFiで解説しています。

イーサリアム上のDeFiではイーサ(ETH)を対象としたサービスが多い印象です。
例:イーサ(ETH)のステーキング、イーサ(ETH)をペアとしたファーミング

2021年にDeFiは加熱したと言われていますが、まだまだ発展途上のサービスです。

DeFiの成長に伴いイーサリアム(ETH)自体のニーズも増えることが予想されます。

人気のNFTはイーサリアム上で取引されている

現在、人気NFTの多くはイーサリアムネットワーク上でおこなわれています。

※NFTとはNon fungible token
デジタルコンテンツが唯一無二の証明となり資産価値がつくもの

代表的な人気NFTとして

BAYC(Bored Ape Yacht Club)

Bored Ape Yacht Club公式サイト
https://boredapeyachtclub.com/#/

CryptoPunks

CryptoPunks公式サイト
https://www.larvalabs.com/cryptopunks

AZUKI

AZUKI公式サイト
https://www.azuki.com/

これらのNFTはOpenSeaで買うことができます。

OpenSea公式サイト
https://opensea.io/

イーサリアム(ETH)はNFTを売買するための通貨として使われます。

またイーサリアム上のNFT売買では取引手数料としてガス代をイーサリアム(ETH)で支払います。

NFTもDeFi同様、まだまだ発展途上です。

イーサリアムネットワーク以外でもNFTは制作され販売していますが

NFT = イーサリアムネットワーク

このようなイメージを持たれていることもあり、有名なアーティストのNFTはイーサリアム上でリリースされる事が多いです。

NFTの成長に伴いイーサリアム(ETH)のニーズも増えることが予想されます。

NFTを購入するための準備はコチラで詳しく解説!

世界中の有名企業がイーサリアムに注目している

2017年、イーサリアムをビジネスで活用することを目指して

「イーサリアム企業連合」が設立されました。

マイクロソフト、Intel、MasterCard、JPモルガン、トヨタ自動車、KDDI、三菱UFJグループなど

名だたる有名企業が参加しています。

有名企業の連合ということもあり、今後の開発速度向上や機能が拡張されることが予想されます。

ビットコインへ投資するメリット

ビットコインへの投資のメリットは3つ

  • 仮想通貨の中で一番時価総額が大きい≒安定している
  • ニーズが高まるほど希少性がます設計
  • 商品購入できる

一つずつ解説していきます!

仮想通貨市場で時価総額1位≒安定している

ビットコイン(BTC)は1番時価総額が大きい仮想通貨です。

時価総額とは仮想通貨にどれだけお金が集まっているかあらわす指標となります。

そのため、一般的に時価総額が高ければ高いほど、1日で価格が半値になったりするなどの急な暴落のリスクは低いといえます。

ただし、時価総額が大きいから絶対に大丈夫ということはありません。

時価総額10位以内の$UST・$LUNAが暴落しました。

$UST・$LUNAの暴落はコチラでまとめて解説しています。

需要が高まるほど希少性がます設計

ビットコイン(BTC)は発行上限があり、4年に1度半減期をむかえます。

半減期や発行枚数については利用用途の違いで詳しく解説しています。

需要が高まるほど希少性が上がり、ビットコイン(BTC)の価格が上がる設計です。

ビットコインはデジタルゴールドとして、資産としての価値が年々上昇しています。

決済通貨として、日本国内でも利用可能

日本国内の量販店やネット通販で家電や健康グッズなど、多くの商品を購入することができます。

決済が承認されるまでの時間が長い事で、将来的に普及するかは現時点では疑問です。

例えば家電量販店でビットコイン決済したけど、ネットワークが混み合ってその日のうちに持って帰れなかった。となっては決済通貨としてはイマイチです。
ガス代(fee)を上げれば優先して処理することもできますが、無駄なコストは省きたいですよね。

ですが、ビットコインの機能拡張などはマイナー同士で半数以上の合意を得られる場合は実現可能です。

そのため、現状の問題を解決する事で更なる飛躍が予想されます。

イーサリアムのデメリットと将来性

イーサリアムのデメリットと将来性

現在のイーサリアムはさまざまな問題を抱えています。

  • 膨大な電力消費
  • 処理速度の低下
  • ガス代(fee)の高騰

こういった問題を解決するため現在、イーサリアムはイーサリアム2.0へアップデート中です。

大きなアップデートが2つあります

  • PoW(プルーフ・オブ・ワーク)→PoS(プルーフ・オブ・ステーク)への移行
  • シャーディングの実装

PoW・PoS、シャーディングについて解説していきます。

PoW(プルーフ・オブ・ワーク)→PoS(プルーフ・オブ・ステーク)への移行

今までのイーサリアムはPoW(Proof of Work)という方法で、取引の承認がおこなわれていました。

PoW(Proof of Work)とは?

コンピューターで高速な計算をするほど多くの報酬がもらえる仕組み。

計算量を競い合うことで消費電力の増加につながり、環境へ悪影響をあたえるのではと問題視されています。

そこでイーサリアムはPoWからPoSという承認方法へ変更を進めています。

PoS(Proof of Stake)とは?

コンピューターの計算ではなく、イーサリアムの保有量によって報酬がもらえる仕組み。

PoSへ移行することでイーサリアムの取引にかかる消費電力の99.95%が削減できる可能性も示唆さています。

シャーディングの実装

イーサリアム(ETH)ブロックチェーンのユーザー数が増えるとトランザクション数も増えます。

取引数が急激に上がることでネットワークの処理速度が下がったり、ガス代(fee)代が高騰します。

現在のイーサリアム(ETH)のガス代(fee)は時間帯によっては日本円で4~5万円ほど掛かることもあります。

仮に1万円のNFTを買おうと思っても、ガス代(fee)で5万円も掛かるのであれば購入を見送ることも検討しなければいけません。

Coincheck NFTはガス代(fee)が無料

は仮想通貨だけでなく、NFTも買うことができます。

コインチェックNFTはイーサリアム上ではなく、コインチェック内でのやり取りになりためガス代(fee)が無料です。

ガス代(fee)が気になる場合はコインチェックNFTもおすすめです。

コインチェック公式サイト

シャーディングはこういった問題を解決するために、データベースの負荷を分散する方法です。

シャーディングは遅くても2023年までに実装予定です。

イーサリアムのDeFi

イーサリアムのDeFi

DeFiとは従来の銀行のように管理者(運営者)へお金を集めない、分散化した状態の金融システムです。

分散化金融は、個人の審査がありません。

DEX・DeFiは誰でも平等に利用することができます。

DeFiについてコチラの記事で詳しく解説しています。

イーサリアムの代表的なDeFiにUniswap(ユニスワップ)があります

ユニスワップについてコチラの記事で詳しく解説

ユニスワップは管理者がいない分散型取引所(DEX)です。

従来の銀行など金融機関を介せず、ユーザー同士で直接取引できます。

DEXでは取引が活発におこなわれるために、仮想通貨をたくさん預けてもらう必要があります。

日本円(法定通貨)で考えてみましょう。

民間銀行のATMや窓口で扱われている日本円は、「日本銀行」が発行しています。

情勢を見ながら、人が発行する事を決め流通させています。

一方DEXではどのように流通させているか。

仮想通貨を保有しているユーザーがDEXに預けることで、様々な通貨の流通が起こります。

ユニスワップでは仮想通貨を預けると対価として「UNIトークン」がもらえます。

ユーザーはUNIトークンを売ることで利益を上げることができます

ユニスワップへ仮想通貨を預けるメリットは3つ

  • 匿名でも利用できる
  • インターネットにつながれば世界中のどこでも利用できる
  • 仮想通貨を預けるとUNIトークンがもらえる

日本国内でもイーサリアム(ETH)を貸出すことで高い金利を受け取れるレンディングサービスがあります。

ビットレンディングは日本国内で高い利回りを提供しています。

クリックでビットレンディング公式サイトへ移動

ビットレンディングについては下記の金利やサービスについて解説しています。

イーサリアムクラシックの誕生経緯

イーサリアムクラシックの誕生経緯

イーサリアムとイーサリアムクラシックは別の通貨です。

名称が似ているので同じものと勘違いすることがあるので注意が必要です。

イーサリアムクラシックの誕生のきっかけになったのは2016年6月におきた「The DAO事件」です。

The DAOとはイーサリアムベースのプロジェクト。

DAOがハッキングされたことにより資金流出が発生しました。

そしてDAOは不正な資金移動がなかったことにすると決めました。

不正が起こる前のイーサリアムチェーンに戻す(コードを書き換える)施策を行う。

本来、ブロックチェーンは取引記録が承認されたブロックが1本の鎖に繋がりその後に新たなブロックが生成されます。

そのため取引履歴の改ざんが行えないのが大きなポイントでした。

イーサリアムでは意図的に人の手で、ハッキング以前の状態にすることがDAOで決まったため対立が起こりました

結果としてハードフォーク(ブロックチェーンが枝分かれすること)が実行され、

  1. 書き換えられた新たなブロックチェーンに繋がったものをイーサリアム(ETH)
  2. 不正がおこったイーサリアムチェーンをそのまま使用するイーサリアムクラシック(ETC)

このように分裂が起こりました。

イーサリアム(ETH)とイーサリアムクラシック(ETC)の違い

イーサリアム(ETH)

  • スマートコントラクトを実装した分散型アプリケーションのプラットフォーム
  • 今後PoW→PoSへ移行
  • 今のところ通貨の発行上限がない(イーサはガス代に使用されるため)

イーサリアムクラシック(ETC)

  • スマートコントラクトを実装したIoTプラットフォーム
  • 今後もPoWを採用(PoWの方が思想的に非中央集権的であるため)
  • 約2億1000万〜約2億3000万枚が発行上限

「Code is Law:コード(書かれているプログラム)こそが法であり、すべてである」

ハードフォークの時もそうだったように、イーサリアムクラシックは

「仮想通貨は中央集権性がなく、誰にもコントロールされないもの」

このような思想が強くあらわれています。

このような思想のもと、開発が進んでいます。

これはビットコイン(BTC)の考え方と似ていると言えますね。

個人の感情や私利私欲で操作ができない「非中央集権的思考」だと言えます。

イーサリアムクラシックがPoWを採用するのもそういった考え方からです。
※PoSはイーサリアムの保有量によって報酬がもらえる仕組みなので中央集権性が高い

プロジェクトもIoT(さまざまなモノがインターネットで接続される技術)に特化した開発が進められており、イーサリアムとは全く別の道を歩む予定です。

まとめ

イーサリアム(ETH)の将来性や特徴について解説してきました。

初めて聞くような用語は説明を入れていますので、何度か読み直すと記憶に残りますよ。

  • イーサリアム(ETH)の特徴
  • イーサリアム(ETH)の創設者
  • イーサリアム(ETH)の手数料
  • イーサリアムネットワーク上のDeFiについて
  • 人気NFTについて
  • イーサリアム(ETH)の将来性
  • イーサリアム(ETH)とイーサリアムクラシック(ETC)の違い

イーサリアム(ETH)上ではたくさんのサービスが展開されています。

今後も更に進化していくのでヴィタリックのTwitterなどチェックしておきましょう。

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